近未来、太陽は照りつけ地球の半分は砂漠となっていた。
妻を亡くして旅を続ける老いぼれが土の中から微かに出ている物体を発見する。
手で土を掘り、すぐにそれはオートバイだということがわかる。
人口も減り旅を続けながらも人と会うことはなくなって、今自分のいる場所はどこかもわからない。
多分ロシアの暖かい地域か日本の寒い地域。
そこで仮眠をとりながら数日かかって掘り出したバイクは見覚えのある形だった。
さらに数時間かけて川岸までその単車を押し、川の水できれいに洗ってみた。
エンジンにはHONDAの文字が刻印されていた。
男は急ぐ旅ではなく、死に場所を探しているだけだった。
しかし、死を迎えるにはまだ随分と時間がかかりそうだった。
ゆっくりゆっくり単車を押しながら2年の月日が流れ、荒廃した街に辿り着いた。
そこでスクラップの中から部品を調達し、廃墟となったガソリンスタンドから油をいただいた。
少しずつ不具合を調整し、転がっているものから部品を取り、単車は息を吹き返した。
ってな物語が俺の頭の中のこいつのイメージ。
20世紀少年とかマッドマックスとは、ちょっと違う。
バイオハザードとも違うかな。
強いて言えば・・・デンゼル・ワシントンの「ザ・ウォーカー」みたいな感じかな。。。
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